ひとりの女の子との出会い、好きなひとに好きと伝えること。

ひとりの女の子との出会い、好きなひとに好きと伝えること。

サンペドロ・ラ・ラグーナで、ひとりの女の子と出会った。一目惚れという言葉が僕の気持ちを正確には表現してくれないが、それがいちばん近い言葉なのかもしれない。チサちゃん。とても可愛い女の子。2018年1月1日、勉強するでもなくぼんやりとしていた僕の横を、彼女が通りがかった。カフェに行こうかと誘ってみた。それが始まり。出会って数日、まだ数回しか言葉を交わしていないにもかかわらず、とても自然な空気がそこには流れていた。たわいもない会話、カフェで過ごし晩御飯を食べた後も話し続けた。なにかを語り合っているわけではない、ただ話して同じ空間にいることがとても心地よかった。その日は彼女にとってサンペドロ最終日だった。

この時、僕の旅が再び歩き始めることになった。ずっと迷っていたサンペドロを離れる日、そのあとの旅路、彼女のおかげですべての歯車が噛み合い、動き出した。メキシコシティからグアナファト、同じ時期に行けるかもしれないとわかると、また会いたいという気持ちに溢れ、それが僕の次の一歩の原動力になった。”そこに行きたい”ではなく、”彼女に会いたい”という気持ちがそうさせた、いつもにはない不思議な感覚だった。彼女とどうこうしたいわけではない。ただ、もう一度、会いたいと強く思った。とても独りよがりで勝手な思いなのだけれど、それもちゃんと伝えた。いつも自分に正直でいたいから。

メキシコシティで再会し、数日間を共にした。それから僕は先にグアナファトへ向かった。正直わからなかった。お互いそれぞれの予定があり、僕は彼女のそれを邪魔したいとは思っていないから。もしかしたらもう最後だったかもしれないと思っていた。でも、想いは届いた。グアナファトでまた会うことができた。一緒に夜景を見に行った。彼女と見る方が何倍も感動的な景色として残るだろうと思って、前日には行かなかった。それは正解だった。そのグアナファトの景色は本当に綺麗で、ひとりで見る何倍も色鮮やかなんだって思った。

明日が最後だから会いたいと話した。次いつ会えるかわからないから明日会いたいと話した。昼過ぎからデートをした。僕は彼女の写真が撮りたかった。ヘタクソなりにこだわって楽しんでいる写真、彼女は僕が思う”写真の中に入れたい”雰囲気を持っている。ぎこちなく笑う表情や、ふと振り向いたときのそれは、とても魅力的で何度もドキドキさせられた。良い写真が撮れた。本当に自分が思い描くとても良い写真が撮れた。今日もまたなんてことない会話を続けた。普段の自分じゃない自分がどんどん顔を覗かせる。彼女の空気感がそうさせる。そんなところが魅力的で惹かれるのだろう。いつまでも話したい、いつまでも一緒にいたいと思った。

それぞれの旅が、それぞれの道で続いていく。出会いと別れの繰り返し。一喜一憂するのは旅をしていくうえで、必要ない感情なのかもしれない。それでも、こんな素敵な出会いがあるから、僕は旅が愛おしく、旅を続けていこうと思える。ほんの数日で、彼女のことが大好きになった。そんな人に出会える自分は本当に幸せ者だと思う。彼女にも好きだと伝えた。魅力的だと伝えた。それを伝えたからどうのこうのはない。もしかしたらそれは間違っているのかもしれない。でも、僕は好きな人に好きと伝えたい。自分の素直な気持ちを表現せずに、過ぎ去っていくことはできない。ありのままを伝えることが、何より正直でいられる方法だと思うから。また会いたい、それも伝えた。素敵なひとに出会えた。

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