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7月14日 甘酸っぱい恋、始まりとともに訪れる終わり。ユキちゃんと最後のクスコデートは、デートらしいデートだった。

Jul 14。

なんにも決めずにとりあえず戻ってきてたクスコ、明日去ることに今、決めた。ユキちゃんが待つ彼がやってくる。彼女の笑顔がとても好き、その光景は見てられない。なかなか晴れ間が出てこないクスコ、それでも今日が最後でいいと決めて、テキトーに街の写真を撮り終える。宿のスタッフで仲良しであるレベッカに明日チェックアウトだと伝える。なんでだ?と言われる。ユキの彼氏が来るからだと伝える。好きなのか?と聞かれる。もちろんだと答える。なんで去る必要があるんだ?でもまぁそうか、と。すぐに話は伝わる。もうひとり仲良しのスタッフであるナイラとも、まったく同じ会話をする。わかるだろーよ。

ジュンヤさんがいつの日か教えてくれた、ハナレグミの"サヨナラColor"を何度も何度もリピートする。サヨナラから始まることがある。もしいろんなものがぼくの思うとおりならば、届けたいメッセージがここにある。何度も何度もリピートする。わかっていた答え、慰めてほしかったわけじゃなく、ケツを叩いてほしかったのかもしれない。もちろんそんなことしなくても、答えは決まっているのだけれど。しっかり自分の想いを伝える。正直に、余すことのないように、素直に、全部。ぼくは彼女のことが本当に好きになったんだって、いつも一緒に眺めていたクスコの町をひとりで望みながら、ただただ嬉しく思った。

昼過ぎに戻ると、ユキちゃんがいた。午前中一緒じゃなかっただけで、とてもつまらなかった。どれだけどっぷり恋してるんだと、笑うほど彼女のことが好きなようだ。こんなに恋焦がれたのはいつぶりだろう。始まりとともに終わりがきてしまう。もう少し時間がほしかったと言ってみたいが。この時間が、この10日間が、ベストだった。実ることのない恋だけど、いま彼女と出会えたことがお互いにとってもベストだったのだ。午後は、"いつも"どおり、彼女とテラスで永遠と楽しいおしゃべり。尽きることのない会話、いつまでも彼女の笑顔を見てられる。"彼から連絡きた?"は、苦しいけれどぼくの口ぐせになった。

最後の夜はデートそのものだった。とってもとっても悔しくて、とってもとっても愛おしい時間だった。「少し歩こか?」高台に登って夜景を眺める。宿からの景色とあまり変わらないね、とか言いながら。どれだけの時間だったろう、ここだと腹をくくって全ての想いを伝えた。聞いてくれる彼女の目に溢れる涙が、素直な優しさを物語っていた。彼女もぼくの気持ちをわかっていたはずだから、申し訳ないと思う。煩わしいことにしてしまった。でも、抑えることができなかった。粉々に散ってしまうことで、明日に進みたかった。今まで逃げていた場面で、勇気を出す必要があった。クスコの夜景は、いつだって綺麗だ。

お互い小腹が空いて、セントロまで歩いた。道角に出る屋台フード、広場の階段に座って一緒に食べる。この時になったって会話が途切れることはない。少し寒くなってくる。歩いているときに見つけたチョコラテ、溢れるほどコップいっぱいに入れてもらったそれを、こぼれないようにそーっと彼女のもとへ持って戻る。もう一度座って、また永遠と。0度近くまで冷え込むクスコ、寒い、たしかに寒いのだけれど、彼女と過ごす時間はいつもとても暖かった。いつまでもいつまでも、時間が止まれと、悔しいほど願ってしまった。サヨナラから始まることがたくさんある。何度も何度も、リピートする。明日で終わるんだ。

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夜のデート。

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昼のデート。

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さよならColor。

後悔は、ない。
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