1月26日 夜中3時の会話が間違いなくロンドンでいちばん好きな時間である。どこに向かっていけば色が見えてくるのだろう。

Jan 26。

コンタクトレンズがよく乾く。ションベンが漏れそう。でも、話の腰を折ることだけはしたくなかった。0時にはレストランを出るようにと指示を受けている。今日は報告して居残って話す場をいただいた。夜中4時、雨に打たれながらロンドンの夜を歩く。酒に溺れてフラフラ千鳥足で歩く者、ウィードのにおいを纏って如何にも怪しい雰囲気を醸し出している者、今まででいちばん奇妙なロンドンの真夜中をずぶ濡れになりながら帰る。週末はいつも夜遅くてもひとがうろついている。久しぶりに雨が纏って降る。あと30分待ってくれれば家に着いたのにとか、少し思いながら。

シェフのヒデさんと話すのは、いつも本当に楽しい。バカ話だけではない、いかに今の仕事を全うしていくかふたりでいつもたくさん話す。ユーモアとマジが絶妙なバランスで混じり合う彼の感覚にいつも魅了される。自分より人生経験が豊富で、ぼくから見て成功の道筋にちゃんと乗っかっているひとの話を聞くのはいつだって面白い。そして、その人たちは決まって人当たりがよく、雑味がない。芯がまっすぐ一本通った上で、右へ左へ自分が動きやすいようにわざとぶらぶらしているように見える。3時間4時間、気づけばいつも時間が経っている。この会話の時間がロンドン一だ。

旅のゴールはどこだ。目的はなんだ。そのあとどうするのだ。稼ぎは。稼がねば生きていけない。そんな自分がいつも考えていないのか、逃げているだけなのかわからない手元にある事柄についてよく質問を投げかけられる。その度にしっくりこない回答しかできない自分がいる。今はそれでいいのかもしれないが、今それではダメなのかもしれない。ひとは死ぬために生きているわけではない、ひとは生きるために生きている。この目にはモノクロに映ってしまうことに、色をつけてあげようよって誘われているような。自分はどこにいったい向かっていくことが最善の道なのだろう。

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お風呂中。

大事な夜の時間。
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